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  • 2014.02.08 Saturday

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    清き一票を!

    • 2014.02.07 Friday
    • 19:17

    大塚敦子さんからメールをいただきました。
     

    大塚さんのご本『いつか帰りたい ぼくのふるさと〜福島第一原発20キロ圏内からきたねこ』が「日本絵本大賞」の最終選考に残り、今、読者投票を受け付けているのだそうです。福島のことを 置き去りにしないために、一つでも多く「クサビ」がほしい。大塚さんのこのご本が賞を取ることは、そのクサビになると思います。

    作品の評価理由としては不純かもしれませんが、福島をテーマにした本が、一人でも多くの人の目に触れるようにしたいと思うのです。どうか応援の一票をお願いいたします。今月28日まで受け付けています。


    ↓大塚さんからいただいたメール↓
    今週末には東京都知事選が迫っていますが、もうひとつの投票のお願いです。
    「日本絵本賞」という子どもの絵本を対象にした賞があるのですが、
    うれしいことに、拙著「いつか帰りたい ぼくのふるさと〜福島第一原発20キロ圏内からきたねこ」が、
    その最終選考に残りました。
    候補作25点の中で、この本が福島や原発事故をテーマにした唯一の絵本です。

    いまだ事故は収束せず、多くの人びとが避難生活を強いられているにもかかわらず、
    福島のことなどまるでなかったかのように、政府は原発再稼働はては輸出にまで前のめりになっています。

    東京都知事選で、原発のない国を望む人びとの声はどこまで反映されるでしょうか。
    日本絵本賞の中の「読者賞」は、読者の投票によって決まります。
    もしもこの本が読者賞に選ばれたなら、少しでもその声を反映させることになると思います。
    福島のことを風化させないために、せめて子どもたちにはこの本を読み続けてほしいと願っています。
    どうか皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

    本の紹介:

    http://atsukootsuka.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

    投票は以下のページから:
    https://www.mainichi-ks.jp/form/ehontouhyou2013/

    大塚敦子


    よろしくお願いします!

    この記事が少しでも多くの方の目に触れますように、
    ランキングボタンも押していただけたらうれしいです!

    岡本夏生さん

    • 2014.01.28 Tuesday
    • 12:22

    以前「この人が好き♪」宣言をしたねぇやんさんが、

    こんな記事を紹介していらっしゃいました。


    花
     

    岡本夏生の人生ガチンコすぎるわよ!より
     

    「ペットショップ」


    ペットショップで「生体」が並べられ売られていることの
    その裏側を知った衝撃と怒りが
    ものすごく素直に、まっすぐに、書かれています。

    岡本さんのようなタレントさんが
    ここまではっきり発言してくださった。
    影響は大きいと思います。
    あの杉本彩さんにつづいて、
    とてもたのもしい助っ人降臨です!

     


    おねえさん、ありがとですにょ。


    まっすぐ、声を上げ続けよう!


    東京に五輪を呼ぶことには賛成できなかった私ですが、
    外国からのお客さんが増え、
    日本のペットショップの「野蛮さ」に眉をひそめる人が増えれば、
    それが「外圧」になって、ペット業界が変わるかもしれない。
    ぐふふ。

    都知事になる人に、殺処分ゼロの訴えを!

    • 2014.01.23 Thursday
    • 09:41
    いいものを見つけました。

    東京都知事選の候補者に、

    殺処分ゼロを公約にせよ!

    と迫る署名運動です。
     
    東京都知事選の立候補者へ:殺処分「ゼロ」を公約に!
     

    写真をクリックすると、署名サイトに飛びます。
    30秒もあれば済みます。
    いかがでしょう?

    「いちばん大きな自治体」の発信力はやはり大きいと思うのです。
    殺処分ゼロにいち早く真剣に取り組んでいる、あの熊本に、
    ぜひとも東京都もつづいてほしい。
    いやさ、先頭に立ってほしい!

    たのしみな映画

    • 2013.10.10 Thursday
    • 11:21
    友だちが教えてくれました。
    こんな映画が作られたそうです。



    捨てられる犬や猫を減らすのではなく、
    犬や猫を捨てる人を減らす。
    そのことに役に立ってくれそうな気がします。






     

    ねぇやんさん

    • 2013.08.17 Saturday
    • 08:55


    みみコプター、ぶるんぶるん!

    P1040580.JPG


    ウリが乗っかっているのは、
    飯の為ならなんでもするズラ!
    才気発「ねぇやん」さんデザインのTシャツです。

    P1040567.JPG


    欠け耳のハチワレさんが、そのふっくらした両手に抱いているのは、
    「町」。
    家があって、公園のある、町。
    そして、その町には、猫が住んでいる。
    「家」はもたないけど、町の人から愛されている猫が、住んでいる。
    あるいは、少なくとも、疎まれることのない猫たちが。

    rap=捕獲して、
    euter=不妊・去勢手術をして、
    eturn=住んでいた町に返す。

    欠け耳(=耳先カット)は、この3つのステップを経たしるしなのです。
    彼らは、「殖える」ということは、ない。
    彼らは一代限りの野良として生きていくわけです。
    「町」の人とうまく折り合ってゆける存在としての、地域猫です。

    勝手に捕まえて勝手に手術して、おまけに耳までちょん切るなんて、
    ニンゲンの横暴かもしれませんが、
    「町」には、猫がきらいな人だって住んでいるわけで、
    花壇をトイレにされて怒り心頭!という人だって住んでいるわけで、
    そういう人たちと、猫らのいのちを、ギリギリ両立させる手段として、
    このTNRの運動は、徐々に各地に広がりつつあります。

    この運動が広がってゆけば、
    「餌なんかやるから増えて困る!」という非難は的外れになります。
    増えるとすれば、それはあらたに捨てられた猫ですもの。
    猫らのせいではありません。
    餌やり人のせいでもありません。
    捨てるニンゲンが、断然断固、200パーセント、悪い。

    という次第で、現時点では、これが最良の解決策ではないかと思います。
    そんなTNR運動を促進するために奮闘していた大阪のとある鉄工所の社長さん。
    (⇒★今日の猫
    その意気に感じたねぇやんさんが、このたびデザインを引き受け、
    こんなすてきなTシャツを作って売り出してくださったのでした。

    私はウリ猫とおそろいの灰色を購入。
    腹面積の大きなオットには、宣伝効果倍増めざして最大膨張色の白をチョイス。
    この夏は、せっせと着て歩いています(歩かせてます)!

    **

    ねぇやんさんのお書きになる
    飯の為ならなんでもするズラ!は、ほんとうにすばらしい。
    保護犬ゴン太郎くんをメインキャラクターに、
    虚実入り乱れて、大爆笑必至の写真とお話がてんこ盛り。

    しかも、毎回かならず、保健所などに保護されたワンコニャンコの写真がつきます。
    ――老いて、病んで、捨てられた猟犬。
       「流行」の波から振り落とされたコーギーやミニチュアダックス。
       明るい眼をした無邪気な子犬。
       いっさいの交流を拒むように、背を向けてうずくまる猫。
    彼らはスチールの部屋を一つずつ移動させられ、
    期限までに引き取り手が現れなければ、......殺されます。

    ねぇやんさんは、ガハハハと高笑いしながら、
    ファンの首根っこをつかまえて、それらの写真の前に引き据えるのです。

    見ろ。
    ニンゲンが今このときもしている非道を、見ろ。
    忘れるな。



    **

    しかも最近、ねぇやんさんは、自ら保護猫の一時預かりを始められました。
    ボランティアさんたちが保健所や保護センターから引き出したいのちを、
    里親さんに引き継ぐまでのお世話係です。

    それが乳飲み子だったりすれば、そりゃもうたいへんな作業です。
    それにも増して、めでたく里親さんが決まって引き渡すときの、別れのつらさ!
    私はたった一度だけそれを経験したことがありますが、
    寂しいったら、寂しいったら、寂しいんです!
    二度とふたたび引き受ける自信はありません。

    そんなヘタレな私からのラブコールは迷惑なだけでしょうが、
    ユーモアと侠気にあふれたねぇやんさんが、私は大好きです。
    こんな片隅で小さく旗を振ることしかできませんが、
    精一杯の声援を送りたいと思います。



    ウリも よのなかの やくにたつ ねこに なるにゃ。
     P1040581.JPG
    うむ。
    おたがい、自分にできることを、
    ちみちみ、がんばってやっていこうな。



    さあさあ、
    ぜっひ、
    飯の為ならなんでもするズラ!へ!
    きっとあなたも、惚れますゼ。


    ついでに下の扇風機をぽちっとひと押し、
    当ブログのランキングも上げていっていただければ幸いです。




    ==9月22日加筆==
    「ねぇやん」は「ねえやん」ではなく「ねやん」なのでした。
    ファンだとか言いながら、表記を間違えておりました。
    本日気づいて大あわてで訂正いたしました。失礼いたしました!

    アテネの人たち

    • 2013.06.25 Tuesday
    • 10:06


    すてきな にゅーすを みつけたです。





    今回ご紹介するのは、ギリシャはアテネの町の人々です。
    例によってウリ猫(↑)に邪魔されながら新聞を読んでいたら、
    こんな記事が目に留まりました(朝日新聞2013年6月24日付夕刊)。



    捨て犬だって 捨て猫だって ギリシャ市民
    (捨て犬捨て猫が)急増のアテネ 「殺処分しない」(方針を)堅持



    テレビのニュースをめったに見ないので知らなかったのですが、
    財政危機でデモが頻発しているアテネで今、
    「デモ犬」がヒーローになっているんですってね。
    デモ隊といっしょに駆け回ったり、警官隊に吠えかかったり。
    「勇敢な」茶色のワンコが大人気になっているのだそうな。

    で、そのワンコ、首輪はしているけど、どうやら野良であるらしい。
    野良ワンコは、ほかにもいっぱい、いるらしい。
    ワンコだけじゃなくて、野良猫も急増中なんだと。

    なんでかって言うと――、
    財政危機⇒生活破綻⇒犬猫のご飯買えない⇒捨てる、
    という図式になるんだと。

    ひどい話です。
    ひどい話ですが、ここから先が、温かい。
    アテネの市役所、すばらしい。

    1.シェルターに保護(2週間)
    2.予防注射、避妊・去勢手術、マイクロチップ埋め込み
    3.里親さがし
    4.2週間たって里親が見つからなければ、再び街に放す
    5.街の人たちがめんどうを見る
    6.一代限りの「地域犬」「地域猫」の誕生!

    アテネ版のTNR(Trap-Neuter-Return Program)ですね。
    始まったのは2003年。
    以来、殺処分ゼロを貫いているそうです。


    財政危機の渦中にあって、そのための予算も大幅に削られながら、
    市のこの方針に、ブレはないそうです。
    ニンゲンの暮らしもままならぬ中、獣医師会や市民ボランティアが
    この活動を支えているのだそうです。

    ひるがえって、わがニッポンは......
    平時にあっても、殺処分ゼロを実現して(目指して)いるのは、
    熊本市などのごくごく少数の自治体だけです。
    あまつさえ、東日本大震災の原発事故のときには、
    国のエネルギー政策の大失敗によって故郷を追われた人々の、
    たいせつな家族である家畜やペットを見殺しにして平然としていました。

    やればできるはずなのに。
    こんなにたいへんなアテネ市が、できていることなのに。
    政治家は理想を語るのが、しごとのはずなのに。
    理想に向けて人々を動かしていくのが、しごとのはずなのに。


    担当のアテネの副市長さんのことば――

    「人間はほかの動物よりも理性的に考えられるのだから、
     自分たちより弱い『4本足の市民』を守る方法を考えないといけない。」


    えらいわ。あんた。




    木枯らし吹きつのる雑木林に捨てられていたウリと、
    師走の寒空に路上に放り出されたグリコにとっては、
    この副市長さんとアテネ市民こそが、ヒーローです。


    さあ、アテネの人たちに拍手を!




    ついでに、上のツバメのボタンを押してくださいませ。
    ぽちっと押していただくと、当ブログのランキングが上がります。
    そうしたら、少しでも多くの方にこのお話を読んでいただけますから。


    ※この新聞記事を書いた記者さんのツィートが、こちら(↓)にまとめられています。




    吉田文雀さん

    • 2013.05.26 Sunday
    • 11:36

    五月もはや半ば過ぎ。
    猫毛布やら冬のカーテンやらを洗って、
    さてしまおうかと引き出し式の収納を開け、
    夏のカーテンをひっぱりだし、
    ふり向くと、......





    こうなっていた。

    すぴぴ〜。


    よかろう。
    せっかくなので、その日の新聞で見つけた記事といっしょに、
    写真を撮らせてもらう。



    朝日新聞2013年5月16日夕刊「かぞくの肖像」より、

    吉田文雀さんと、さつきさん・メイさん姉妹。



    わかりにくいですね。
    向きを変えて、もう一枚。


    あ、起きた。

    ウリ猫よ、そんな顔しなくてもいいじゃないですか。


    * * *

    というわけで、今回ご紹介しますのは、
    吉田文雀さん。
    人形浄瑠璃の人形遣いさんです。

    人間国宝の腕に抱かれているのは、
    きりりとうつくしい白黒ハチワレのメイさんと、
    ユニーク柄の三毛猫さつきさん。

    ご両名とも動物管理センターの出身だそうです。
    現在84歳の文雀さんが、5年前に請け出してこられました。

    お小さいころからずっと猫に囲まれて暮らしていらしたという文雀さん、
    19歳まで長命した先代の猫さんを亡くされてからも、
    やはり猫なしでは暮らしがたく、センターに出向かれたのだそうです。

    ご高齢の方が幼い命を引き受けることについては、
    いろいろ危うさもありますが、
    文雀さんの場合はだいじょうぶ。

    東京にいらっしゃる娘さんのお宅にも猫が2匹。
    大阪公演のときは、猫連れでお世話に来てくださるのだそうで、
    そんなたのもしい「シッターさん」がいらっしゃるのであれば、
    まだ5歳のメイさんとさつきさん、姉妹の老後は安泰です。

    私も、身の行く末が見えてきたこのごろ、
    うらやましいようなご境涯です。

    バアサンになったとき、身のまわりに猫の気配があるのとないのとでは、
    だいぶ幸せ感がちがうだろうなあ......。




    ところで、文楽。
    若かりしころ、とりこになっていた時期がありました。
    その後とんとご無沙汰していますが、
    すこし前に、三浦しをんさんの『あやつられ文楽鑑賞』を読んだところでもあり、
    また見に行きたくなりました。

    ただいま東京公演中だそうで、
    ――あ、あの人形さんが猫の文雀さんだ♪
    なんて思いながら鑑賞するのも一興。
    なんとか時間つくれないかなあ。



    さあ、みなさん、
    猫の吉田文雀さん
    ヒイキいたしましょう!




    と、いうことをアピールするために、
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    滝川クリステルさん

    • 2013.03.13 Wednesday
    • 20:40

    おひさしぶりの更新です。
    今回ご紹介するのは――、

    びじんさんにゃ。



    ウリより きれいかも。

    いやいや、ウリすけよ、張り合うのはやめときなさい。
    ※ウリ猫がお見せしているのは、SIPPO(2012年11月6日)。


    はい、滝川クリステルさんです。(公式ブログは⇒
    ほんとうにおうつくしい。
    そしてその滝川クリステルさんに負けずおとらず印象的な瞳で、
    まっすぐにカメラを見つめているラブわんは、アリスさん


    アリスさんが滝川さんのお宅に迎えられたのは、2011年5月。
    この年月日から、おおよそ察しはつくことでしょう。
    出身は、福島です。
    被災地で動物のために奔走する保護団体のシェルターから、やってきました。

    原発から20キロ圏内、あと少し、救出の手が遅れていたなら、
    アリスは生きていませんでした。
    餓死寸前のあやういところを、保護団体の人たちに救い出されたそうです。
    やせおとろえ、目はつりあがり、この写真からは想像できない姿で。

    * * *

    犬や猫やそして家畜たちを置きざりにすることを強いられた飼い主さんたちを、
    滝川さんは、こんなふうに思いやっていらっしゃいます。

    もちろん、人命が優先ということは分かっています。ただ、もし、

    彼らが大切にしていた動物たちを迅速に救えていたら、

    どれだけ彼らの心を救ってあげられたんだろう。



    「動物は捨てて行け。」と命ぜられた飼い主さんたち、
    そんなむごい指示に従わざるを得なかった飼い主さんたち、
    自分の身に置き換えると、気がおかしくなりそうです。

    さいわいなことに、後日、アリスは、もとの飼い主さんに再会を果たしたそうです。
    再びいっしょに暮らすことはかないませんでしたが、
    ご家族は、どんなにか安心なさったことでしょう。
    小さな救いです。

    * * *

    私はめったにテレビを見ない人間なので知らずにいたのですが、
    滝川さんはずっと以前から、動物の殺処分について深い関心を寄せてこられ、
    2009年には、殺処分問題について3夜連続の特集番組を企画・司会なさったとか。
    アリスのことも、被災犬だからという理由で受け入れられたわけではないのです。

    ですから、殺処分ゼロに向けての力強い発言を、
    いろいろな場で、何度も繰り返していらっしゃいます。
    ペットショップで犬や猫を買うという行為が、何を意味するかも。
    たとえば――、

    ”命”がビジネスの餌食になり、無知な私達が知らずに多くの命を傷めていること。     

    みなさんに少しでも心に留めてもらえることを願っています。  


    そして、同記事の
    末尾には、なんと、われらがKDPのリンクも張ってありました。
    ※なぜ「われらが」なのかというと、
     わたくしが敬愛する
    猫ネコ英語のこてちさんが
     全力でかかわっていらっしゃる団体だからであります。



    滝川クリステルさん。
    ジャーナリストとして各界の著名な人たちと会う機会があり、
    「ことば」のプロとして強い発信力をもち、
    かつまた魅力的な容姿と声をもつ――、
    こんなすばらしい女性が、
    ワンコやニャンコのために闘ってくださる!
    なんと心強いことではありませんか。


    さあ、みなさん、
    滝川クリステルさんをヒイキいたしましょう!



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    大塚敦子さん#2

    • 2012.11.23 Friday
    • 11:30


    あー、あー、まいくの てすとちゅう。


    えー、こほん。
    ぼくは ニコでしゅ。
    だいぢな おしらせでしゅ。


    ニコって誰?につきましては、本館『猫な日本語』
    カテゴリー、
    「イッコとニコ」をご覧ください。




    えっと、ニコはまだ生後2か月ばかりでして、日本語があまりしゃべれません。
    代わって、ニャンタのおばから、お知らせいたします。


    前回の記事でご紹介した大塚敦子さんから、メールをいただきました!
    このブログもご覧くださいまして、そのご感想をお寄せくださいました。
    さらなる新刊のご予定もお知らせくださいました。

    じつは私メと、ものすごーく意外なところで(リアルに)ご縁があることもわかり、
    人生ふしぎふしぎ、とうれしくなりました。

    いただいたメールから、本ブログに関係する部分を、以下に転載いたします。
    (赤字強調とリンクは、引用者によります。)



    大塚さんからのメール

    ......福ちゃんと私のことをブログで取り上げてくださって、ありがとうございます!
    清水さんちのウリちゃんが新聞記事を解説する(かのような)写真、
    とてもかわいくて、見ているだけで笑いがこみ上げますね。
    素敵なブログに載せていただいて嬉しく思います。

    ペットショップで命を買うことへの違和感、まったく同感です。
    じつは来年出版予定の本は、アニマル・シェルターから猫を引き取ることで
    成長していく女の子の物語(舞台はカリフォルニア)。
    出版の際は、またご案内しますね。

    ......ところで、福ちゃんの新刊の案内メールを以下に貼付けますので、
    猫好きのお知り合いの皆さんに広めていただけたら幸いです。

    ......

    秋も深まり、朝晩はすっかり冷え込むようになりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

    このたび、写真絵本「いつか帰りたい ぼくのふるさと 〜福島第一原発20キロ圏内から来たねこ」(小学館刊、1500円)を上梓しました。

    始まりは、今年の1月に、東京電力福島第一原子力発電所から4キロのところで保護されたオスのトラ猫を引き取ったことでした。置き去りにされ、何か月もの間一人で生き延びなければならなかったにもかかわらず、人を信じる心を失っていない愛情深い猫でした。「福ちゃん」と名づけ、かわいがっていたのですが、なんとその後飼い主が判明し、再会を果たしたのです。元の名前は「キティ」だったこともわかりました。

    キティの元の家族との出会いによって、原発事故で避難を余儀なくされた人々の苦難は、私にとって、もはやニュースで見る遠い出来事ではなくなりました。彼らのふるさとへの思いや喪失の悲しみが一気に身近なものとなり、とても人ごととは思えなくなったのです。

    そこで、この本の構想が生まれました。キティという一匹の猫の視点から語ることで、原発事故によってそこに暮らしていた人々と動物たちに何が起こったのかを、子どもたちにも身近に感じてもらえる本が作れるのではないか、と。

    その後、キティの家族の一時帰宅に同行させてもらったり、キティを救ってくれた動物愛護グループのレスキュー活動にも同行し、保護した場所を実際に見せてもらったりした結果、この猫がどんな家でどんな風に暮らし、どのように生き延びて私の元に来ることになったのか、その旅が一つの線でつながりました。Kitty’s Journey From Fukushimaという英文タイトルには、そんな意味も込めています。

    東日本大震災から1年と8か月が経ち、あれほど心を揺さぶられたはずだったのが、少しずつ関心が薄れてきたような今日このごろ。皆さんお忙しい毎日を過ごされていることとは思いますが、いま一度、原発事故を振り返り、福島の人々と動物たちの置かれている状況に思いをはせる機会にしていただけたら、と願っています。
    そして、子どもたちにあの事故のことをやさしく伝える材料として活用していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

    これから冬に向かう折、どうぞくれぐれもご自愛ください。

    大塚敦子

    ホームページ:
    http://atsukophoto.com
    ブログ(まったく不定期ですが・・・)
    http://atsukootsuka.blog.fc2.com/


    ==引用終わり==

    福ちゃんのご本を、少しでも多くの方が手にとってくださいますように。
    そして再びの冬を迎える東北の人たちと動物たちに、
    改めて思いを馳せてくれる人がふえますように。






    大塚敦子さん

    • 2012.11.04 Sunday
    • 14:48


    つぎは このひとですにゃ。

    大塚敦子さんと、茶トラの福さん

    ウリが乗っているのは、朝日新聞2012年11月1日付夕刊。


    まるんとした、おっとりした様子の福さんは、男子10歳、男盛りですが、
    なんと、もともとはキティちゃんと呼ばれていたそうな。
    福島県大熊町の出身です。
    東京電力福島第一原子力発電所から4キロ圏の、大熊町。

    元の飼い主ご一家がキティちゃんを置いて避難した(=させられた)あと、
    保護されるまでの4か月を、ひとりで生き延びた。
    雪の舞う3月から、酷暑の夏まで、人の姿が突然消えた町で、がんばりぬいた。
    彼の心ぼそさ、ひもじさは、想像を絶します。


    ウリも がんばったけど よんかげつは むりにゃ。



    保護されたとき、福さんは右目を失明していたそうな。
    FIVにも感染していた。
    動物愛護団体のサイトで、いかにも引き取り手の少なそうなその茶トラを見て、
    大塚さんはまよわず手を挙げたそうです。
    そして、つけた名前が、福ちゃん。
    福島から来たから、福ちゃん。
    これからは幸福になってほしいから、福ちゃん。



    福ちゃん(もとキティちゃん)の味わった苦難もさりながら、
    すぐに帰れると信じ、結果的にキティちゃんを置きざりにしてしまった飼い主さんご一家の、
    身をさいなまれるような後悔と心配は、いかばかりだったことでしょう。

    よそながらうれしいと思ったのは、元の飼い主さんご一家が
    「福ちゃん」となったキティちゃんの写真を保護団体のサイトで見つけ、
    引き取り手の大塚さんと、連絡が取れたことです。

    大塚さんは、避難先のご一家のもとへ、福ちゃんを「里帰り」させてあげたそうです。
    そして福ちゃんことキティちゃんは、
    かわいがってくれていたおばあちゃまを、ちゃあんと、覚えていたそうです。
    しっぽをピンと立てて、全身でよろこびを表していたそうです。

    ぷるぷるとふるえる、茶色いしっぽが目に浮かびます。

    今はまだいっしょには暮らせないので、ひきつづき福ちゃんとして大塚さんのもとにいますが、
    お互いに再会できたことは、ほんとうに、ほんとうに、うれしいことだったろうと思います。


    ふくしゃん よかったです。



    考えたくはないことだけれど、順番どおりなら、寿命どおりなら、
    私もいつかウリグリコを見送ることになります。
    そのあと、もしまだあらたな猫と暮らす余力があったなら、
    そのときは、いかにも福から遠そうな、「福ちゃん」たちを迎えたいと思います。
    おとなで、ハンデを負った、「福ちゃん」を。



    大塚敦子さんという方を、不勉強な私は、この記事を見るまでぞんじませんでした。
    ホームページはこちらです。⇒『ともに生きる』
    ご著書の案内は、⇒こちら
    介助犬を育て、そのことによって自身も育つ少女たちのプログラムとか、
    地雷探知犬と、そのハンドラーの女性たちとか、
    ヒトと動物の、一方通行ではない、様々なあり方を、取材していらっしゃいます。

    福ちゃんのことを書かれた『いつか帰りたい ぼくのふるさと』が、もうすぐ出ます。



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